それでも、キミが好きなんだ




「お疲れ様です。」


「あ、美鈴ちゃん!待って!」


仕事を終え、着替えて店を出ようとすると高橋さんが追いかけてきた。


「あ、高橋さんも上がりですか?」


「うん。途中まで帰ろう!」


「はい!」


帰ったら試験勉強しなきゃなぁ。




――♪〜♪♪〜♪〜…


…あ…


私は携帯を開く。


メール…?



《お疲れ様。

そろそろ仕事終わった頃か?
これから試験勉強頑張れよ。

ただし、無理は禁止な。
夜更かししすぎない事。》


陸斗君からだ…。



《ありがとう!

うん、頑張るね!
倒れないように。

なかなか時間とれなくて
ごめんね。

寂しいけど、冬休みはたくさん
会おうね☆》


私はそう返信した。



「彼氏?」


高橋さんが私に聞く。


「は、はい!」


「美鈴ちゃんは分かりやすいな。」


うっ…そんなに分かりやすいかなぁ?