それでも、キミが好きなんだ




「陸斗君?」


「浩太は後でぶっ飛ばすとして、今日はたくさん回るか。」


「う、うん!」


「せっかくの文化祭だからな。」


「だね!」


陸斗君と回る文化祭…。



すっごく嬉しいよ!


「タコ焼き美味しい!」


「本当だ。本格的だな…」


陸斗君といっぱいいっぱい遊びます。



何だか、不思議な感じ。


学校内でデートしてるみたいだ。



憧れてたんだよね、
こういうの。






だけど


「マジですか?陸斗さん。」


「マジです。俺の断りなしに浩太に渡された衣装着た美鈴さんが何言うかな?」


意地悪陸斗君だ…



「カップルで入ると特典あるらしいぞ、美鈴。」


「け、けど…」


「じゃあ、クラスの女子誘って入るか…」


「そ、それはだめーっ!」


私が言うと、陸斗君はにやっと笑う。



そう、私と陸斗君はお化け屋敷の前にいる。