それでも、キミが好きなんだ




浩太君…


「あ、ありがとう!」


私が言うと、浩太君は笑う。






だけど


「あいつ、後でぶっ飛ばすか。」


「り、陸斗君…」


陸斗君は若干不機嫌気味。



それは私の着る衣装が白いヒラヒラした丈が短いワンピースだったから。


背中に羽根がついてるって事は天使…かな?



私はそこまで気にならない衣装なんだけど…


「結局、美鈴は衣装着る運命なんだな…あいつ、諦めてないのか?」


「陸斗君、この衣装…私は好きだよ!コスプレって楽しいね!」


「お前が良くても俺は良くない!」


「陸斗君?」


「皆が見るだろ…」


「宣伝だもん。注目された方が良いよ?」


「宣伝しなくても繁盛するじゃん…」


「陸斗君はこういうカッコ…嫌ですか?」


「い、嫌なわけ…ないだろ。だから…独り占めした…」


「ん?」


「はぁ…俺、ガキだな…本当。」