それでも、キミが好きなんだ




大丈夫だよね。


頑張れば、いつか。



自分の気持ちもっと上手く伝えられるようになりたいなぁ。



陸斗君のお母さん達に。





「桜沢さん、こんな感じ?」


「は、はい!」


学校では文化祭の準備が始まっていた。



クラスで出すお菓子の作り方を私は皆に教える。


「美味しい!」


「桜沢さん、料理上手いんだ!」


「そ、そんな事…」


「美鈴は良いお嫁さんになるよ、きっと!」


「り、理世ちゃん!」


クラスのみんな、仲良しで…本当良いクラスだなぁ。



文化祭の準備を通してみんなと交流する。


とても楽しい時間。



…だけど


《今日は先帰るな!》


係に分かれて準備する為、陸斗君とは一緒に帰れなくなった。


お昼休みや休み時間に少し話すくらい。



この時期は忙しいからね。


あれから陸斗君のお母さん達はどうしたんだろうか…。