それでも、キミが好きなんだ




普段、陸斗君は普通の男の子だから忘れがちだけど…


お坊ちゃまなんだよね。



私とは違う世界の人。


だけど

私は陸斗君の家柄がどうとか気にしない。


だって

陸斗君自身が好きなんだもん。






「陸斗!」


車からいきなり綺麗な女の人が出て来た。



30代くらいかな…。



だけど


「母さん…」


…え!?


陸斗君のお母さん!?

わ、若い…。


「最近、全然連絡くれないから心配してたのよ。」


「母さん達は忙しいと思ってな。執事には近況伝えてあるだろ。」


「けど…」



すると


「陸斗、久しぶりだな。」


「父さん…」


…わ…


お父さんも美形なんだ。



陸斗君の両親…だからね。



すると


「君は?」


陸斗君のお父さんは私を見る。


わわっ…