それでも、キミが好きなんだ




――コンコンッ。


「はーい!」


私が返事をすると、陸斗君が入って来た。


「わ、びっくりした。美鈴、いつもと雰囲気違うから…」


「一応、落ち着いたカッコのが良いかなぁ…と。変かなぁ?」


こういうの…


「いや、似合うと思う。けど、そこまで気にしなくても大丈夫だぞ?」


「だめだよ!身嗜みと礼儀は大切です!」


私が言うと、陸斗君は笑う。


「そうだよな。俺もお前と同じだったよ。美鈴の家行く時。」


…あ…


「大丈夫だよ。俺がずっと側にいるから。リラックスして行け、な?」


陸斗君は私の頭を撫で、言う。


「うん。ありがとう!私…頑張るね!」


「おぅ。さて、行くか。そろそろ来るはずだし。」


「う、うん…」


緊張するーっ!









…あ…


寮の前に行くと、大きな立派な車があった。


あんなのテレビでしか見た事ないよ!?