それでも、キミが好きなんだ




「いや…」


「けど、今年は陸斗君と一緒にホールに立てないのが寂しい…かな。」


「え?」


「陸斗君の接客する姿、カッコイイからずっと見てたいなって。」


「な、な、なっ…」


「陸斗君?」


「…ったく、また可愛い事を…」


陸斗君…?



「確かにな。準備中も本番もあまり会えないからな、忙しいし。」


「けど、回れたら良いね。一緒に!」


「ああ。てか、絶対一緒に回る。」


「うん!」



楽しみだなぁ、文化祭。


今年は陸斗君と一緒に回れるかもしれないんだもん。

ワクワクしてきた!





「あ…昼休み、終わったな。」


陸斗君と話してるとあっという間に昼休みは終わった。


「終わるの早いね。」


「放課後、また話すか。」


「あ、今日はごめんね!理世ちゃんと買い物行くの。」


「そうか。何を買うんだ?」


「な、内緒!」