それでも、キミが好きなんだ




――昼休み。


「美味そうだな。」


今日も陸斗君とお昼ご飯。



今日は中庭のベンチで。


陸斗君は嬉しそうに私の作ったお弁当を食べる。



「陸斗さん、美味しいですか?」


「ああ。美味い!」


「よ、良かったですわ。陸斗さんに喜んで貰えて。つ、作ったかいがありましたわ。」


こんな感じ…かな。



すると


陸斗君はいきなり私のおでこに手をあてる。



「熱はない…みたいだな。」


「ど、どうかされましたかしら?」


「ぷっ…」


陸斗君はいきなり笑い出す。


「あ、あの…」


「どうしたんだ?その話し方。」


「り、陸斗君のお母さん達に会うから…これから礼儀正しく行こうと…」


「無理しすぎだ。ですわなんて使う奴、実際いねぇよ。」


「へ?」


「美鈴ってどっかずれてるよなぁ。」


「そ、そうでしょうか…」