それでも、キミが好きなんだ




「何?桜沢さん、陸斗にラブレター!?」


「今時、ラブレターとか超ピュア!」


「高山、オッケーしてやれよ!」


男子達が私達を見てからかい始める。



ど、どうしよう。


ちゃんと言えたらいいのに。



違うって。


「桜沢、お前さ…」


高山君はため息をつく。


…あ…

怒られちゃうかも…


高山君はいつも、私に対して冷たい口調。



私、嫌われてるみたい。


「ご、ごめんなさい!」


「あ、おい!」


私は慌てて教室から出る。



だめだ。


高山君見るとビクビクしちゃう。


余計、ウジウジしちゃう。


私は高山君が怖いんだ。





「結局、今日もだめかぁ。」


多分、ラブレターの送り主が私っていう誤解は解けてるはず。



けど


高山君に完全に嫌われたよね。


冷たい口調だったし。



仕方ないよね。