それでも、キミが好きなんだ




「出会った頃の美鈴、本当面白かったな。ビクビクしまくりで。」


「うっ…」


あの時は不安いっぱいだったからなぁ。



「一年の校外学習は動物にびびりまくりで。」


「陸斗君、面白がらないでよー。」


「あの時の写真の美鈴、みんなビクビクした表情だし。」


「は、恥ずかしい…」





私達は部屋で今までの出来事について話して過ごした。


陸斗君と話していると楽しくて時間はあっという間に感じる。



「あ、もうそろそろ門限の時間だな。」


「…あ…」


「CD、ありがとうな。帰ったら聴いてみる。」


「うん!あ、お弁当…明日、持って行くね。」


「サンキュー。」


「あ、寮まで一緒に…」


「だめだ。いくら学校敷地内とはいえ、夜は危険だぞ。」


「そ、そうかな?」


もうちょっとだけ話してたいんだけどなぁ。



陸斗君は心配性さんだから…