それでも、キミが好きなんだ




「は、はい!これね!」


「サンキュ。」


私は部屋に着くと、陸斗君にCDを渡す。


「そうだ、美鈴が気になってたバンドの曲聴くか?ちょうど、iPod持ってるし。」


「う、うん!」


陸斗君はiPodを出すと、イヤフォンの片方を私に渡す。


「今、流すから。」


陸斗君は音楽を流すと、もう片方のイヤフォンをつける。



うっ…


陸斗君と結構距離が近い。



わわっ…


「すっげー良いだろ?」


陸斗君が私に聞く。


「う、うん!すっごくカッコイイですね!」


「なぜ敬語?」


やっぱり、やばいです。



すごく近くにいるだけでドキドキしていっぱいいっぱいで。



こんなんじゃ…


「美鈴、今日は大人しいな?どうした?」


陸斗君は私のおでこに手を当てる。


…っ…


「だ、大丈夫!ね、熱はないと思う!」


私は慌てて陸斗君から離れ、言う。