それでも、キミが好きなんだ




「普通、考えるよ?」


「そうなの?それに、陸斗君はそうゆう事…」


「美鈴、高山も男なんだよ?考えないわけないから。」


「そ、そっかぁ。」


「付き合って経つんだし、考えてみた方が良いよ。」


「う、うん…」


考えた事なかったなぁ。



私、自分の事でいっぱいいっぱいで。


陸斗君はいつも私の事を分かってくれてるのに。



私は…


陸斗君に我慢させてるんだろうか。


だって、陸斗君は…




――放課後。


「美鈴、帰るぞ。」


「うん!」


私は陸斗君と帰る。


「そうだ、今日は美鈴の部屋寄ってくから。」


「へ!?」


「何、驚いてんだか。お前、前に言ってたじゃん。貸したいCDあるって。今日は寮の門限まで時間あるから行ける。忘れてただろ?」


「ご、ごめんなさい!」


「良いよ、別に。」


陸斗君は笑って言う。