それでも、キミが好きなんだ




そして


思った通り、私は料理係で陸斗君は接客係。



「衣装係は?」


「うちのクラス、人数少ないからなぁ。料理係と接客係でしか分けられないよなぁ。」


衣装…。


「じゃあ、時間がある時女子に頼む!」


「はーい。」


衣装…か。


「さすがに仮装系の衣装は我が家にないからな…」


陸斗君が言う。


去年は陸斗君が用意したんだよね。



…あ…


そうだ。


「あ、あのね…陸斗君。」


「ん?」


「陸斗君の衣装、私に作らせてくれないかな?」


「…え…」


「だめ?」


「大丈夫か?忙しくなるんじゃ…」


「わ、私が作りたいの!」


陸斗君の衣装…だから。



「じゃあ、任せた。俺も本当はお前に作って貰えたら嬉しいなって思ってたから。」


「良かった!」


私が言うと、陸斗君は笑った。



文化祭、頑張ろう!