それでも、キミが好きなんだ




何だか嬉しいな。


彼女…って感じ!



彼女…なんだけど。


「あはは、陸斗君…ソース口元についてる!」


「え?」


「取ってあげるね。」


私は陸斗君の口元をハンカチで拭く。



すると


「ぷっ…何だかお母さんみたいだな、美鈴。」


「そ、そうかな?」


「普段は幼いけど。」


「お、幼いのか…私…」


陸斗君と比べたらきっと幼いよね。



けど


「頑張って大人っぽくなるよ、私!」


「どうだか。」


「り、陸斗君!」



こんな時間がただ、愛しくて。


ずっと続けば良いなぁって本当に思うよ。





「文化祭はハロウィン風のカフェに決まりました!」


カフェ…かぁ。


授業になると、私達は文化祭について話し合った。



今年はハロウィン風だから仮装して接客するんだよね。


去年はメイドさんだったけど…。