それでも、キミが好きなんだ




「陸斗君、好きなおかず取ってって良いよ?」


「お、ありがとうな。」


陸斗君は玉子焼きを食べる。


「美味い。」


陸斗君に喜んで貰えると本当に嬉しい。



「美鈴の弁当、毎日貰って悪いな。」


…あ…


陸斗君は申し訳なさそうに言う。


「ううん!私、嬉しいよ!陸斗君に喜んで食べて貰えると。」


「そ、そうか。じゃあさ…」


「ん?」


「大変かもしれないけど…明日から俺に弁当、作ってくれないか?」


「え?」


「大変だったら良いよ。明日もシェフに頼んだ弁当でも…」


「う、ううん!私、頑張る!」


陸斗君のお弁当だもん!


「大変…じゃないか?」


「大丈夫だよ。それに、陸斗君にお弁当作れるの嬉しいよ、私は。」


「美鈴…」


「だから、気にしないで?」


陸斗君から頼まれるなんて!


「そうか。じゃあ、楽しみにしてる。」


「うん!任せて!」