それでも、キミが好きなんだ




「よ、良かったのかな?」


私は陸斗君に聞く。


「良いんだよ。それに、今は美鈴といたい気分だった。それだけ。」


…っ…


「ど、どこ行くの?」


「そうだな…」







「学食のテラスとか初めて!」


「そうか。俺は何回かある。」


私と陸斗君は学食のテラスへ。



…にしても


カップルたくさんだなぁ。


「カップルたくさんだね!すごいなぁ。」


私は陸斗君に言う。


「俺らもカップルだろーが。」


陸斗君が言う。


「へ?」


「まさか、まだ自覚なしか?」


「そ、そんなんじゃないよ!」


そ、そだよね。



私と陸斗君も…。


周りから見たら、カップルに見えてるかな…なんて。



ま、またネガティブモードだ、私!


だ、だめだよ!



私は弁当を開ける。


「お、今日も美味そうだ。」


陸斗君が笑って言う。