「悪かったな、無愛想で。」
確かに最初、私も陸斗君…怖かった。
けど
「け、けど…陸斗君は笑うと可愛いです!」
…あ…
私が言うとみんなが私を見る。
わ、私…何素直に…
「か、可愛いは禁止だ!」
陸斗君は顔を赤くしながら私に言う。
「り、陸斗君…」
て、照れてる?
「へぇ、高山の弱点は美鈴か。」
「さすがの陸斗も美鈴ちゃんには敵わないよな。」
「お、お前らな…」
陸斗君、顔真っ赤だ…。
可愛い…。
言ったらきっと怒られちゃうんだろうけど…
――昼休み。
「美鈴、一緒に昼飯食おうぜ。」
陸斗君が来て、私に言う。
「あ、うん!」
「陸斗、俺と高田ちゃんも一緒に…」
浩太君が陸斗君に言う。
だけど
「悪いけど、断る!」
陸斗君はそう言うと、私の手を引き、教室を出た。
り、陸斗君…。


