それでも、キミが好きなんだ




そして


電話を切ると、陸斗君の表情が変わる。



「…美鈴、来週…母さん達が学校に来る。」


「えっ…」


「悪い。突然すぎだよな。けど、多分…お前の話したからだ。」


「陸斗君のご両親…」


「ごめんな。」


「う、ううん!私も陸斗君のお母さんとお父さんに会いたい!」


会って認めてもらわなきゃ。


「美鈴…」


「大丈夫だよ。私、頑張るから!」


「心配するな。俺が助けるから。」


陸斗君は笑って言う。


「う、うん!」


大丈夫…だよ。

頑張ろう。


頑張って私も認められたいから。






そして


――新学期。


もう少ししたら、陸斗君のお母さん達が来る。



が、頑張らなきゃ!


「美鈴、久々ーっ。」


「あ、理世ちゃん!」


理世ちゃんは朝から元気。


何か良い事あったのかな?