それでも、キミが好きなんだ




「俺だって同じ…だからな。」


「陸斗君?」


「さっきだって浩太に妬いたし。」


…あ…


「り、陸斗君…」


「だからさ、気にするな。」


「う、うん。」



陸斗君は意外とヤキモチ妬きなんだよね。


私もだけど…。



同じなんだな、
私も陸斗君も。


同じ気持ち…。



「さて、これからどうするか。」


「あ、DVD借りに行く?部屋で映画鑑賞会。」


「お、良いな。」


「たまには部屋でまったり過ごそう!」


「ああ。」


陸斗君と少しずつ、恋人同士らしくなれたら良いなぁ。





だけど


――♪〜♪♪〜♪〜…


「…はい。」


陸斗君は電話に出る。



「母さん…?」


…え…


「え?来週?…分かった。」


陸斗君は陸斗君のお母さんと電話してるみたいだ。