それでも、キミが好きなんだ




うっ…


何で妬くかな、私は。



二人は幼なじみだから
あんなに仲良い。


分かってるんだよ。



「美鈴ちゃん!」


「わっ…」


浩太君はいきなり私の髪をぐしゃっとする。


「こ、浩太君!」


「ぼーっとしてるからだよー!」


「も、もう…浩太君はー。」


「そんな顔しないの。」


浩太君は私の頬をつねる。


「い、いひゃい…」


「あはは!面白ーい!ふにふにしてる!」


こ、浩太君!


浩太君は私の頬を引っ張り、遊ぶ。


すると


「浩太!」


陸斗君は浩太君に怒る。


「げっ…美鈴ちゃんの王子様、怒りモード!じゃね!」


浩太君は私達から離れた。


こ、浩太君。


「ちっ…逃げたか。」



陸斗君、怒ると怖いからね。


「陸斗ってば本当、浩太や私に厳しいよね?」


夏穂さんが陸斗君に言う。