それでも、キミが好きなんだ




「けど、浩太君はずっとバイトしてたんだよね?すごいね!」


「まあね。俺、結構お金使うからさ。バイトって楽しいよ?」


「そっかぁ。良いなぁ…」


私もバイト必要かも。


お料理の材料代や遊び代、服代とか…


高校生になってからは
色々使うようになった。



仕送りでやりくりするのは大変。


お母さん達に毎月、仕送りさせちゃうのは申し訳ないなぁ。


寮と学費だけでもかなりお金使うのに。



私もバイトすべきかなぁ。



「バイトか。した事ないな、俺は。」


「陸斗は必要ないだろ、バイト。」


浩太君が陸斗君に言う。


「確かに小遣いはそれなりに貰ってるな。けど、してみたい。レジ打ちとか…」


陸斗君、バイトには無縁な生き方してるもんね。



お坊ちゃまだから色々な事に興味があるんだなぁ。



「浩太、これ…全部違う。」


「なっ…」


「さっき、教えたよな?そこ。」


「り、陸斗…怖い。」