それでも、キミが好きなんだ




「へぇ。あ…」


「どうしたの?」


「小学校以降から写真が少ないんだな。」


「う、うん。入退院繰り返し始めた頃だから…」


小学校から私は身体が弱くて、入退院を繰り返してた。



「だから、あまり思い出が作れなくて。」


「わ、悪かった…」


「ううん!良いの。昔は確かにすっごく寂しかった。けど、今が幸せだから大丈夫だよ。」


「美鈴…」


「だから…」


「…これからだよ。」


「え?」


「これから、たくさん楽しい思い出を作れば良い。」


陸斗君…


「うん!」


「それに、これからは俺が…側にいるんだからな。」


これから…


「うん!わ、私も陸斗君の側にずっといたい。い、いさせてください…」


私が言うと、陸斗君は笑う。



「バーカ。分かれよ。何で俺がお前の家に来たんだと思ってたんだよ。」


…え…



それってもしかして…。