それでも、キミが好きなんだ




私とお母さんはお父さんのそんな言葉に笑う。


良かった…。



「陸斗君、泊まって行きなさいよ?」


お母さんが陸斗君に言う。


「け、けど…僕…着替えは何も…」


陸斗君、日帰りのつもりで来たからね。



だけど


「お、お父さんの服を貸してあげても良いぞ!」


お父さんが言う。


お、お父さん…


「ね?お父さんもこう言ってるわけだし。」


お母さんは笑って言う。


「じゃ、じゃあ…お言葉に甘えて…」


陸斗君が言うと、私達は笑う。



嬉しいな…。


けど、
今日は陸斗君に申し訳なかったなぁ。



たくさん、気使わせちゃった。


大丈夫…かな。





「ふぅ…さっぱりした…」


陸斗君はお風呂から上がると、私の部屋へ。


「陸斗君!」


「次、美鈴入れって。」


「あ、うん!」


陸斗君はタオルで髪を拭きながら、私の隣へ。