それでも、キミが好きなんだ




「クリームさん、相変わらず陸斗君がお気に入りなんだね。」


「可愛いな。」



すると


「こ、これ…クリームさんにやりなさい。」


お父さんはクリームさんがお気に入りのお菓子を陸斗君に渡す。



「あ、ありがとうございます!」


陸斗君はお父さんにお礼を言うと、クリームさんにお菓子を渡す。



ぎ、ぎこちない交流の仕方だなぁ…お父さん。


「お、美味しいか。良かったな。」


陸斗君は美味しそうに食べるクリームさんに言う。



「そうだ!夕方、お父さんと陸斗君でクリームさんの散歩行ってきたら?」


お母さんがお父さんに言う。



「え?」


お、お母さん…それは…


「私と美鈴は夕飯の用意しなきゃいけないし。ね?」


「か、母さん…」


「行くわよね?お父さん。」


「は、はい…」


お母さん、強い…。



だ、大丈夫かなぁ。