それでも、キミが好きなんだ




「陸斗君、ごめん。遠いのに…」


『謝るなよ。行くのは大切な事だろ。それに、俺はお前に会いたいし…』


…っ…


「陸斗君…」


『明日、行くから。』


あ、明日…。


「わ、分かった!」


陸斗君に久々に会える!



けど


大丈夫…かな。



お父さん、認めてくれると良いけど…







――翌日。


「…美鈴!」


…あ…


「陸斗君!」


私は駅まで陸斗君を迎えに行く。


「久しぶり…だな。」


「う、うん!」


「大丈夫だ。そんな顔するな。俺を信じろ。」


陸斗君は私の頭を優しく撫で、言う。


「陸斗君…」


「行こう。」


すっごくドキドキする。







――ガチャ。


「ただいまー。」


「お邪魔します。」


私達は家へ上がった。