それでも、キミが好きなんだ




「仕方ないわね。」


「え?」


「お父さん、ちょっと!美鈴が話あるらしいわ。」


「何!?」


お母さんが呼ぶと、お父さんが駆け付ける。



お母さん!


そっか。

チャンスを作ってくれたんだ…。



「何だい?美鈴。」


お父さんは笑ってる。


だ、大丈夫かな。



けど

言わなきゃ。



「お父さん、私…つ、付き合ってる人がいるの…」


「…え…」


「お、同じクラスの高山陸斗君って人と…。」



すると


お父さんは固まる。



「お、お父さん!?」



そして


「ゆ、許さん!」


…え…


「お父さん?」


「高山グループの息子だろ?美鈴と同じ学校だって噂で聞いた!」


陸斗君、お父さんに知られてたんだ…。


有名な会社の息子だからかな。