それでも、キミが好きなんだ




こんなすっごく嬉しそうなお父さんに陸斗君の話なんかしたら…


大変かも。



けど


ちゃんと話さなきゃ。



だけど


「美鈴、母さん!寿司行くぞ!」





「美鈴、買い物行こう!好きな物買ってあげるぞ!」


お、お父さん…。


お父さんはすっごくハイテンション。



お父さん、話したら
泣いちゃうかも…。


けど

私も陸斗君と同じようにちゃんと話してから付き合いたいんだ。


認めてもらいたい…。



だけど


なかなか言うタイミングはなくて…



あっという間に時間は過ぎ、寮に帰る二日前に。


「クリームさん、どうしようーっ。」


私はクリームさんに抱きつき、言う。


「美鈴、お母さんから話そうか?」


お母さんが私に聞く。


「だ、だめ!私からちゃんと伝えたいの…」


大切な事だから…。