それでも、キミが好きなんだ




けど


ちゃんと言わなきゃ。



「あのね…私、陸斗君と…付き合ってるの。」


「え?本当に!?」


「う、うん…」


「良かったわね。おめでとう!」


「あ、ありがとう…」


「つまり、ラブラブメールタイムだったわけね?」


「うっ…」


「話は後でね。それより、お父さんが拗ねてるわよ?」


「え?」


「美鈴が帰るのすっごく楽しみにしてたからね。」


「う、うん!今、行く!」


お父さんにも話さなきゃ。


不安だけど…



…あ…


私はメールを打つ。



…よし。


頑張ってお父さんに話すよ。



《私も陸斗君に会えないと寂しいです。》



私も同じ気持ちだよ、陸斗君。






「美鈴の好きなケーキあるぞ!」


「あ、あの…お父さん…」


「明日はお父さんとクリームさんの散歩行こうな、美鈴!」


お父さん、すっごく楽しそう。