それでも、キミが好きなんだ




「よく寝てたな。」


「うっ…陸斗君、ずっと起きてたの?」


「ああ。お前の寝顔見てた。」


「へ?は、恥ずかしいっ。」


「いや、可愛い…と思う。」


「へ?」


「ほ、ほら、もうすぐ降りるぞ!」


「は、はい!」


陸斗君と私は電車から降りる。





もう、バイバイかぁ。


寂しいなぁ。



「きょ、今日はありがとう!」


「いえいえ。また来年も海、行こうな。」


「う、うん!」


陸斗君といる時間はどうして、こんなにあっという間なんだろ。



もっと時間が欲しいです。


寂しいなぁ…。



…って


私は寂しがり屋すぎ!



けど


「また後で連絡する。」


「あ、うん!」


「じゃあな。」


陸斗君は私の頭を優しく撫で、言う。


「ば、バイバイ…」


あれ?



いつもなら…


…って何、期待してるの!?


私。