それでも、キミが好きなんだ




「せっかくお前と海来たんだ。お前と遊べないのは嫌だな。」


「り、陸斗君…」


「大丈夫だから。」


私は観念して立ち上がる。



そう…だよね。


恥ずかしがってちゃ、
だめだよ!



せっかく来たからには
遊ぶんだ。


けど、

やっぱり恥ずかしいな。


こういうカッコ、慣れてないし。



だけど


「美鈴、すっげー可愛い。」


陸斗君が言う。


…っ…


「り、陸斗君も似合ってます!」


私が言うと、陸斗君は笑う。


や、やばい。


陸斗君…。



「ど、どこ行くの?」


陸斗君はいきなり私の手を引き、海の中に入っていく。



どんどん深くなってく!





「ここら辺だな…」


「り、陸斗君…」


「どうした?またビビりモードか?」


「だ、だって…」


胸元まで浸かってる状態だし…。



転ばないようにしなきゃっ。