それでも、キミが好きなんだ




私達は花火を見つめる。


私達のペースで…か。



そのままの私で。



けどね、


私もたまには陸斗君に積極的になってみたいなぁって思ったり。



それは彼女になったから。


頑張って積極的になってみたいな。







「花火、綺麗だったね。」


「ああ。」


花火が終わると、私達はベンチに座る。



すると


陸斗君は私の手を握る。

「来年も二人で来ような。」


陸斗君が言う。


「う、うん!」


「今日はあっという間だったな。」


「そう…だね。」


すっごく楽しかったな、浴衣デート。



帰省まであっという間なんだろうな。


それまで、陸斗君に
たくさん会いたいな。



帰省したら寂しいもん。



「俺の部屋、泊まるか?」


「へ!?」


陸斗君!?