それでも、キミが好きなんだ




「それが…桜沢だろ。」


「…え…」


「彼女らしいとかよく分かんないよ。俺はそんなの気にしない。俺はそのままの桜沢が好きなんだよ。」


「陸斗君…」


「むしろ、俺はそういう桜沢…すっげー可愛いと思うし…」


「…え…」


「俺だって、幼いよ。すぐ妬くし、ワガママな時あるし。」


「り、陸斗君は大人だよ。」


「そんな事ねぇよ。桜沢には見せないだけだ。つい、カッコつけるんだよ…男ってのは。」


「へ?」


「だからさ、俺達のペースで行こう。無理しないでな。」


陸斗君…


「うん!」


「まあ、友達の時と違う事は…どんどん積極的に行って良いってとこだな。」


「…え…」


「これからは桜沢にどんどん積極的に行くからな。」


…え…


「り、陸斗く…」


すると


花火が打ち上がる。



…あ…


「綺麗…。」


花火、素敵だなぁ。