それでも、キミが好きなんだ




「あ、ヨーヨーすくいだ!」



「わ、タコ焼き良いなぁ!」


いざ、お祭りに行くと
ついはしゃいじゃう。



「桜沢、焼きそばも食べようぜ。」


「うん!後で陸斗君が好きないちごのかき氷も買おう?」


「ああ。」



お祭り大好きだなぁ。



だけど


「あの人、カッコイイ!けど、彼女いるんだ…」


「え?彼女なの?あの人。」



…え…


すれ違う人が私達を見て言う。



何やってんだろ、私!



これじゃあ、友達ノリ?


妹や友達じゃだめなの…



ちゃんと…


じゃないと、陸斗君だって…



「桜沢、射的ある。欲しいのあったら俺に言えよ。取ってやるよ。」


「あ、うん…」



陸斗君はどう思ってるのかな。


私はたくさんドキドキしてる、陸斗君に。



だけど


陸斗君は私に…。