それでも、キミが好きなんだ




かなりドキドキする。


陸斗君と二人で夏祭り…なわけだし。



「あ、もうこんな時間!」


急がなきゃ!



私は待ち合わせ場所へ向かった。


待ち合わせ場所は神社の境内の前。



「あの人、カッコイイ…」


「俳優さん?」


…わ…


陸斗君は浴衣姿で待っていた。



り、陸斗君の浴衣姿!


や、やばい。

カッコイイよー。


「お、お待たせっ…」


私は陸斗君の元に行き、言う。


「お、桜沢…」


陸斗君は私を見つめる。


や、やばい。

陸斗君、眩しすぎです。


「桜沢、やっぱり浴衣だと雰囲気変わるな。」


「り、陸斗君も…」


何でも着こなせちゃうよね…。


「せっかく二人で行く夏祭りだし、浴衣デートしてみたいと思ってな。」


ゆ、浴衣デート…。


「へ、変じゃないか?執事に頼んで送って貰ったんだが…」