それでも、キミが好きなんだ




「高山って美鈴のお兄ちゃんみたいだね。」


理世ちゃんが言う。


お、お兄ちゃん!



私って妹っぽいのかな。


幼いかも…。



陸斗君はしっかりしてるし、私よりは大人っぽい。


私は何もかも幼い。



差ありすぎるかも…。



か、彼女らしくならなきゃ。


彼女らしく…



が、頑張るんだもんっ。


よ、よし!



「り、陸斗さんの成績はどうだったのでしょうか?」


私は陸斗君に聞く。



すると


「ぷっ…桜沢、いきなりどうしたんだ?」


陸斗君は笑って私に言う。


うっ…

だめだめだぁ。


何か不自然!

お嬢様か、私。


付き合うって初めてだからなぁ。



けど、私なりに…



妹じゃなくて彼女っぽく!


うん!





「桜沢に渡してなかったな。これ、校外学習と修学旅行の写真な。」


陸斗君は私に写真を渡す。