それでも、キミが好きなんだ




「それに、俺が桜沢を守ってやりたかった。」


「陸斗君…」


「けど…これからは絶対ちゃんと守るから。」


「う、うん!」



すると


「あの、カップルモードやめた方が良いよ?都倉が…」


理世ちゃんが言う。


…あ…


「美鈴ちゃんが陸斗に…うぅ…」


浩太君はしゃがみ込み、へこんでいる。



浩太君…


「ごめんね、浩太君。いじめられた時、いっぱい守ってくれてありがとう。」


私は浩太君に言う。


「美鈴ちゃん…」


「気持ちに答えられなくて本当にごめんなさい…」


「良いんだ。俺も分かってたんだ。途中からこうなるって。けど…」


浩太君は陸斗君を見る。



「絶対、おめでとうなんて言ってやらねぇからな、陸斗!お前が美鈴ちゃん傷付けたら…俺が美鈴ちゃんを奪うから!」


「ふん、俺がお前なんかに桜沢を渡すわけないだろ、浩太。」


「ムカつくな、陸斗!」