それでも、キミが好きなんだ




「た、高山君…」


「俺はお前みたいな最低な事する奴、大嫌いなんだ。」


陸斗君が言う。



だけど


「も、もうやめようよ?私は大丈夫だから!それに、天宮さんのやった事は悪い事だけど…気持ちは分からなくないもん。」


陸斗君が好きだからした事なんだよね。


「桜沢さん…本当にごめんなさい。」


「大丈夫だよ。」


私は天宮さんに言う。



片思いが辛くて苦しかったんだ、きっと。


天宮さんは。



「ありがとう、桜沢さん。もう、諦めるから。」


天宮さんはそう言うと、友達を連れてその場から離れた。



確かにいじめは辛かった。



だけど


「みんな、ありがとう。私は大丈夫だから。」


私はみんなに言う。


「ごめんな、桜沢。」


「り、陸斗君は悪くないよ?」


「いや、天宮が犯人って事は俺が原因だ。」


「ち、違うよ!」