けど
多分、ラブレターだよね。
今時、ラブレターなんてないと思ってたけど…
大事なお手紙。
わ、渡さなきゃ!
――放課後。
「陸斗、帰ろうぜ!」
「おぅ。」
…あ…
高山君は都倉君達と帰ろうとする。
「あ、あの…」
私は高山君を呼び止める。
「何だよ?」
――ビクッ。
「さ、さっき…教室に…」
「はっきり言ってくれないと分からないんだけど?」
高山君に言われると、私は手紙を出す。
「これ、お前から?」
…え…
「ち、違…」
「手紙じゃなくて、ちゃんと話して伝えろよ。お前、いつもはっきり喋らないよな。」
た、高山君。
高山君は私のこういうとこ、嫌いなのかな。
「こ、これは…違くて…」
私はビクビクしながら答える。


