それでも、キミが好きなんだ




二人で修学旅行の話をすると、気付いたら眠ってしまっていた。


修学旅行、本当に楽しかった。



陸斗君の彼女になれて、本当に本当に幸せ。







「ん…」


「起きろ、桜沢。」


学校に着くと、陸斗君が私を起こす。


「り、陸斗君!」


私は気付いたら陸斗君の肩に寄りかかって寝てたみたい。



「爆睡してたな。」


「ご、ごめんね!話の途中だったのに寝ちゃって…」


「良いよ。」


「ずっと、起きてたの?」


「桜沢の寝顔見てた。」


「は、恥ずかしい!」


うぅ…


「いや、可愛かったよ。」


「…え…」


「ほ、ほら!さっさと降りるぞ。」


「う、うん…」


陸斗君と私はバスから降りる。



…あ…


浩太君と理世ちゃんが天宮さんと何か話してた。



何か、不穏な感じ。


何だろう…?