それでも、キミが好きなんだ




「か、可愛い…」


私はふれあいコーナーに行くと、モルモットを抱っこする。


「本当だな。癒される。」


陸斗君もモルモットを抱っこする。



すると


「こいつ、本当可愛いな。」


陸斗君はモルモットの頭を優しく撫でる。



…わ…


陸斗君が抱っこしてるモルモットさん、嬉しそう!



寝ちゃいそう…


「陸斗君、モルモットさんと写真撮ってあげるね。」


「ああ。」


私は持ってきたデジカメを陸斗君に向ける。



すると


陸斗君は優しく笑う。


――ドキン


――パシャッ。


「どう?」


撮り終えると、陸斗君はデジカメの画面を見る。



「陸斗君よりモルモットさんのが可愛いな。」


「何だよ、それ。」


「うそうそ!陸斗君も可愛く写ってるよ?」


「男に可愛いは禁止。」


陸斗君が言う。