それでも、キミが好きなんだ




私はどうしたら
良いのかな…。


陸斗君。





「美鈴ちゃん、帰ろう!」


「あ、うん!陸斗君、バイバイ…」


「…じゃあな。」


やっぱり、いつもより元気がない。



いつもは笑顔なのに。


最近、何かあったのかな。



誤解を解く前に
陸斗君を元気づけたい。


けど、
また怒られちゃうかな。



でも…





――翌日。


「おはよう、陸斗君!見て!これ!」


私は浩太君と登校すると、陸斗君が好きなバンドが載った雑誌を見せる。



まずは普通に楽しく会話を…。


「…桜沢。」


「ん?」


「悪いけど、俺…これから行くとこあるから。」


「え?陸斗君…」


やっぱり
今日も同じ…。



ほっとくしかないのかな?





――昼休み。


「陸斗君、玉子焼きだよ!たくさん作ったんだ!」