それでも、キミが好きなんだ




だけど


「悪いけど、今…勉強してる。邪魔しないでくれ。」


陸斗君が冷たく言い放つ。


「ご、ごめんっ…」


「おい、陸斗…」


「俺、図書館行くから。二人で話してろよ?俺がいたら邪魔だろ。」


陸斗君はそう言うと、教室を出た。



陸斗君…


「私、邪魔しちゃった…?」


「美鈴ちゃん、大丈夫だよ!あいつ、最近…機嫌悪いんだよ。俺ともまともに話さないし。」


「大丈夫かな…」


「また、陸斗ばっかだな…美鈴ちゃんは。」


「ご、ごめん!」



陸斗君、どうしちゃったの?


何かあった?



やっぱり、ちゃんと
話したいよ。





「陸斗君、あのね!こないだ借りたCD…」


私は休み時間に陸斗君に話しかける。


だけど


「机に置いといて。俺、行くとこあるから。」


「あ、うん…」