それでも、キミが好きなんだ




朝の仕事を浩太君と一緒にやると、私達は昇降口へ。


…あ…


「早起きないじめっ子だな。」


また、下駄箱に手紙がたくさん。



「見なくて良い。美鈴ちゃんを傷つける手紙なんて見る価値ないよ。」


「う、うん…」


浩太君は全部、ゴミ箱に捨てた。





一体、誰が…。


休み時間や、昼休みも浩太君はなるべく側にいてくれた。



そのおかげで安心だなぁ。


だけど


「都倉と桜沢って付き合ってるのか?」


「いつも一緒だよね!」


みんなが噂するように。



やっぱり、
そう思われるのかな。


いじめが始まってから数日、浩太君は学校ではずっと私の側にいてくれた。



そのおかげか、いじめは
減ってきた。




「一応、一ヶ月間は一緒に行動するよ。いじめが減ったとはいえ、心配だし。」


「あ、ありがとう!」


私は浩太君とお昼を食べる。


浩太君はやっぱり、
優しいなぁ。