それでも、キミが好きなんだ




「許さない。」


「…え…」


浩太君は男子達を殴っていく。



すると


「すみませんでした!」


浩太君に恐怖を感じたのか、男子達は教室を出た。


「浩太君…。」


「良かった…間に合って。」


浩太君はいきなり私を抱きしめ、言う。


「こ、浩太君!?」


「大丈夫だよ。俺が美鈴ちゃんを守るから…」


「浩太君…」


「何で誰にも頼らないんだよっ。」


浩太君が言う。


「…え…」


「いじめられてんだろ…」


「浩太君…」


「その制服、ボロボロじゃん。」


「…っ…」


「お願いだから…一人で抱え込まないでくれよ。」


浩太君はそう言うと、私の身体を離す。


「ごめん…なさい。」


心配かけちゃった。



「良いよ。美鈴ちゃんが無事で良かった。」


浩太君は笑って言う。


浩太君…。


「助けてくれてありがとう…」