それでも、キミが好きなんだ




「何これ…」


ビリビリに破かれてる。


ひどい…。

何で…。


すると


「桜沢美鈴ちゃんだよね?」


…はっ…


いきなり5人組の男子に私は囲まれた。


「あ、あの…」


「へぇ?結構可愛い…」


な、何?


クラスには他に誰もいない。



「良い事しようよ?」


…え…


グループのリーダーらしき人はいきなり私の腕を強く掴む。


周りの人はにやにやしてる。



怖い!


ひどい事をされる。


そんな予感がした。



やだ、やだ!!


誰かっ…



――ガラッ!


「…おい。」


…え…


「何してんの?」


浩太君!!


「都倉!?」


「美鈴ちゃんにそんな汚い手で触れるな。」


浩太君は冷たい表情で男子達に言う。


「ご、誤解だ!」


「へぇ?美鈴ちゃん、びびってるけど?」


浩太君…。