それでも、キミが好きなんだ





「…え…」


着替えて、下駄箱の前に行くと私は立ち止まる。


下駄箱の中にはたくさんの手紙。



私は手紙の何枚かを開く。


…あ…


《高山君に近付くな!》


《キモいんだよ!》


《神谷先生まで誘惑するとかサイテー!》


うっ…

そんなつもりは
ないんだけどな。


だめ!

堪えなきゃ。


けど、
何でこんな事に…。



気にしちゃだめ!






「美鈴?どうしたの?なぜ、ジャージ?」


教室に入ると、理世ちゃんが私に聞く。


「あ、ガーデニングしてたら間違えて自分にまで水が…」


「もう、美鈴はドジなんだから。」


「ベランダで制服乾かすよー。」


理世ちゃんにも内緒にしなきゃ。


心配はかけられない。



けど、

何でこんな事が…。





――放課後。


「…え…」


ベランダで乾かした制服を私は見る。