「美鈴、大丈夫?」


「うん!」


あっという間に
体育大会当日。


体育大会の数日前から
私は練習に復帰。



天宮さんも陸斗君に言われたからか、私に合わせるようになった。



けど…


やっぱり、私に対する話し方は冷たい。



やっぱり、陸斗君の事…


そうだよね。

お願い聞けなかったし…


仕方ないよね。



けど、


何を言われても私は…



陸斗君を諦めるつもりはないんだ。


ちゃんと好きでいたい。



やっぱり、私は…


頑張らなきゃ。



諦めるのも離れるのも
無理だから。


だったら

最後まで陸斗君に
頑張りたい。


陸斗君が違う誰かと
付き合っちゃうのは

嫌だから…。


やっと定まってきた
私の気持ち。



友達なまま、もやもやしちゃだめな気がする。


だから