それでも、キミが好きなんだ




「校外学習ってどこ行くんだっけ?」


浩太君が陸斗君に聞く。


「動物園。」


「えー?遊園地が良かった!」


動物園…かぁ。

楽しみだなぁ。


小さな頃以来かも。





――放課後。


「じゃあな、桜沢。」


「う、うん!バイバイ…陸斗君。」


やっぱり陸斗君は違うみたい。


挨拶だけでもすごく緊張するし。


特別なのかな…?






《高山陸斗です。

メールでもよろしく。

校外学習、楽しみだな。》


…あ…


夜になると、陸斗君からメールが来た。


り、陸斗君…


《桜沢美鈴です。

メールありがとう☆

すごく楽しみ!
いっぱい楽しもうね!》


私はそう返信。



少しすると


《ああ。

たくさん楽しもうな。

じゃあ、おやすみ。》


陸斗君から返信が。


…っ…


メール来る度、何でこんなにドキドキするの!?