それでも、キミが好きなんだ



…わっ…


中から出て来たのは
お花の形のクッキー。


「可愛い…。」


「桜沢、こういうの好きかなぁって思ってな。」


「うん!あ、ありがとう!」

私が言うと、陸斗君は笑う。


すっごくすっごく嬉しいなぁ…。


ホワイトデーかぁ。





そして


あっという間に春休みも終わり、一ヶ月が過ぎた。



――新学期。


みんなと同じクラスに
なりますように!!


うぅ…

ドキドキだなぁ、
クラス替え。


私はドキドキしながらクラス発表の掲示板を見る。



…あ…


「わ…」


「同じクラスだよ!?美鈴!」


「良かったよ、美鈴ちゃん!」


理世ちゃんと浩太君が笑って言う。


「よ、良かったぁ…」


私は笑って言う。


すると


「また一年間、よろしくな。桜沢。」


陸斗君が私に言う。


「よ、よろしくね。陸斗君…」


陸斗君とも同じクラス。