それでも、キミが好きなんだ




しばらくして…


うん、良い感じ!



たくさん野菜を入れたし、スープも美味しい。


私は味見をするとスープを器に注ぐ。



そして


陸斗君が座ってる椅子の前のテーブルに置く。


「桜沢、これは?」


「野菜たっぷりなコンソメスープだよ!暖かくて美味しいよ?」


「あ、ありがとうな。」


やっぱり…元気がない。



「ごめん、陸斗君。」


「え?」


「陸斗君が元気ないように見えたから。私が元気ない時はね、お母さんが暖かいスープを作ってくれたんだ。だから…陸斗君にも元気出して欲しいなって。お節介…だよね。」


陸斗君は嫌…かな。


「いや、ありがとう…桜沢。」


陸斗君はそう言うとスープを飲む。


「暖かくて美味い…」


陸斗君…。



「何か…あった?」


私は陸斗君に聞く。



聞いちゃまずいかな。